子供が大きくなった今でも、7月後半になると「夏休みだな」と、頭が認識をする。
お盆については、明確に「盆休み」という期間を設けていない会社に勤めているため長期休暇ではないが、分散をして好きなタイミングで休暇を取っている。

そういうわけで、8月頭の平日に妻と1泊旅行へ行ってきた。
目的地は越前市。大河ドラマが好きな妻のリクエストだ。
ちなみに私は、大河ドラマはあまり熱中して見たことは無い。
なぜなら一年間を通して見続けることが難しいからだ。
途中で見られないことが続くと、ストーリーを純粋に楽しめなくなってしまう。
とは言え、一緒に見ることも多々あるし、妻の解説を聞いているので内容はおおむね把握している。
大河ドラマを盛り上げるため、様々なイベントもあるということで、車で向かうことにした。

道中のサービスエリアは、地方でも子供連れが多く、活気にあふれていた。平日とは言え、夏休みだな、などと幾度も思った。
そして目的地に着く前に、パーキングやコンビニでも「紫式部」の文字が散見された。
気分を上げていく、というやつだろうか?
目的地に近づくにつれ、何でもない看板ですら、そろそろ到着だな、というわくわく感を刺激された。
観光としては、公園や神社、資料館などへ。
移動が多く、あまりゆっくり楽しめなかったのではないかと心配をしたが、後半に入った大河をさらに楽しむ余地が出来た、と妻が満足そうで安心した。
時間の都合で寄れなかったが、道すがらに見かけた紙の博物館に、また近くへ訪れた際には行ってみたいと思う。

写真は、敦賀湾を見渡せる杉津パーキングエリアで撮影。